2025.02.24_,東山道(栃木)第一回 下野国庁(国府)跡を訪ねてみました。

栃木の旧街道歩きで調べものをしているとよく出てくる「東山道」 せっかくなので「下野国庁跡資料館」に出かけて来ました。

下野国庁跡(下野国庁跡資料館) – 栃木市観光協会

栃木下野(シモツケと読みます)の国庁跡資料館を訪ねます。

入口はこんな感じ。

入口近くにあった風土記のみち。 ウオーキングルートらしいです。下野国分寺跡、国分尼寺跡などが含まれています。

奈良・平安時代の東山道駅路。

栃木箇所をアップで。
足利~三鴨~下野国府~田部~衣川を道は続いていたようです。

東山道はどこを通っていたのでしょうか。
群馬県太田市大通東遺跡~足利国府野遺跡~岩舟畳岡遺跡~下野国府付近を通ることは推定されますが、道路跡は確認されていません。

推定ルートの地図あり。

下野国庁跡について説明あり

東山道と関連遺跡の写真あり。 遺跡が東山道を推定するヒントになっている。

杉村北遺跡に東山道と推定される道路跡あり。

上野遺跡に東山道と推定される道路跡あり。

下野国庁関連年表。

国庁跡の発掘の様子。 左端の杉林は神社があったため発掘しなかった様子。

発掘現場の様子。

発掘現場の様子。

出土した木簡。

家のすぐ近くにこんな遺構が埋まっているとしたらワクワクするような。

復元想定。 一番奥が本殿で、現在神社がある所。

奥の神社の杉林あたりに本殿があったらしい。

東の脇館跡。

神社あり。 ここが本殿の場所と推定されるとの事。 資料館の方にこの神社がある場所は発掘しなかったのですか?と尋ねたら、地元の方からは「移転地があれば発掘してもらってもいいですが」と言われていますが・・・費用もかかることですし。 将来の楽しみでしょうか。 という返事でした。 なるほど~、と納得。

謎を解く鍵を秘めたままの国庁跡地。 いつの日か、発掘されるその日が来るのを楽しみにしています。

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