2025.6.4 逆さ天狗

「柳田國男の生家が近くにあるんだって。行ってみよう」と山陽旅行の途中で寄った兵庫県福崎町。
生家に隣接する辻川山公園は妖怪たちのリアルな像でいっぱい。
遠野物語は幻想的であるけれど、ここまで不気味な像は、夜中にうなされたりトイレに行けなくなるレベル。
エピソードは、柳田國男先生に会いたくて池の外で待っていたらお皿が乾いて動けなくなった河童のガタロウや今でも池から顔を出しては先生を探しているガジロウなど、かわいいんですけど。
比較的正視できるのが逆さ天狗。
筋肉隆々で眼光炯炯。でも手にしているのが ”もちむぎどらやき”。
先生から頂いた大好物。食べているところをみんなに見せびらかしたくて逆さになっているのですって。

コメントを残す