これは日光湯元温泉から手白沢温泉へとおよそ100年ほど前には廃道となった古道を訪問してみようという企画です  概要はこちらに記しました!  ↓

古道探索 日光湯元温泉から手白沢温泉へ | 空と星と山と (acchidayo.com)

第1回目の探索記録です

2021.07.22 (1) 西澤金山から湯沢の渡渉地点まで | 空と星と山と (acchidayo.com)

第2回目の探索記録です

2021.07.31 (2) 日光湯元温泉から金田峠まで | 空と星と山と (acchidayo.com)

第3回目の探索記録です

2021.08.28(3) 金田峠から西澤金山まで | 空と星と山と (acchidayo.com)

そしてこちらが今回歩いた道程になります 「湯沢渡渉地点から手白沢温泉」までです (^^)

ルートとしては女夫渕温泉駐車場~手白峠~湯沢渡渉地点~手白峠~手白沢温泉~女夫渕温歩きました歩きました

朝5時半 女夫渕温泉駐車場です この奥にある温泉旅館へは自分の車では行けないので駐めてある車の大半はそうした方々です

バス停があります ここが始発ですね

一日五本ぐらい 鬼怒川温泉駅まで行けるようです  ここから鬼怒川温泉駅まで約1時間35分

エリア図  奥にある温泉が載っています 手白沢温泉・日光澤温泉・可仁湯・八丁の湯の4カ所の温泉

「日光森林管理署」の奥鬼怒の治山マップ

橋を渡り 奥鬼怒スーパー林道を歩き始めます

鬼怒川本流です!  源流とされるのは奥鬼怒湿原 ここから歩いて5時間ぐらいでしょうか

階段を登ると奥鬼怒歩道へ 鬼怒川沿いに温泉に歩いて行けます でも今日はこちらへは向かいません

栗山村! 秘境の地 とか言われますが・・・

トンネルがありました

朝日が差し込んでいます

流水の半土管ですかね  かなり大きなものです

砂利道を進みます  この先の温泉までマイクロバスがお客さんを送迎しています

ここから尾根に乗り手白峠を目指します ちょっと頑張って一登り (^^)

こんな尾根を登って行きます

振り返って一枚 パチリ

ぶな林です

けっこう大きなさるのこしかけ

シャクナゲに突入 (^_^;) 進みます

晴れてきたなあ~ でも歩いて居る場所は密林の中なので眺望を楽しむ場所はありません

ヌタ場がありました

2時間ほどかかってやっと古道に到着 手白峠です !(^^)!  右は手白沢温泉へ行く道です この広さだったら荷馬も歩けたかも知れませんね

そしてこの左方向が湯沢の渡渉地点へと向かう道です

湯沢の渡渉を目指してトコトコ

出て来ました 赤灰皿!!

実はここからが難題!  湯沢の渡渉地点まで南西方向に進むのですがどうやって行くのが分かりませんでした 取り敢えず適当に南西に進んだのですが ・・・・ 折り返して戻ってくるとこれが間違いだったことが判明!! 正解は赤灰皿をそのまま南に下ってしばらく歩くと南西に延びる古道がありました (^_^;)

そんな訳でこれは古道から外れています ・・・ 悪戦苦闘中!

一つ目の崩落地点に遭遇 安全に渡れそうなところを探します

高巻きして渡りました

高巻き地点から下っていくと古道に遭遇 ・・・ 念のため引き返して本来のルートを確認・・・崩落地点に戻りました

本来はここからあの先に古道が延びていたんですね ・・・ 樹木の間に暗くなっている所が古道の場所だと思います

古道を進みます トコトコ・・・

古道を進みます ・・・ トコトコ

トラロープが出現!!

こっちに繋がっています ここが二番目の崩落地点です

右手 手白山の方を見上げます 空が青い!

前方を注意してみたら錆びついた鉄杭が一本ありました  あのトラロープはこの鉄杭に繋がっていたのでしょうか ここは冬はしっかり雪が積もる豪雪地帯ですから ・・・ しかも崩落は続いているのでしょう 

古道に復帰 進みます

木の根が踏まれています

古道をトコトコ 草の密度が違います 「道」がうっすらと浮かび上がります

踏まれた木 ・・・ いつかは苔に覆われてしまうんでしょう

今日は崩落地点を通過するのでチェーンスパイクを装着していました

古道をトコトコ

ここは明瞭に残っています  この辺りから湯沢の沢音がはっきり聞こえていました

何か書いてあります

○○ 斎藤家 菅沼三班 ・・・ かな~

湯沢が見えて来た!!  

今年7月の第一回目で見た景色

ここが湯沢の渡渉地点です!!

ちょっと休憩を思って座った石を眺めていたら赤いマークを発見!!

こちらにもあった  その隣は白く浮かび上がっています

何かのマーク?

手白峠に向かって登り返します

休憩 ・・・ 登り返しはシンドイ (^^;)

古道

古道 踏まれた木

ちょっと眺めて

引っかき傷 痛そう (^^;)

古道

周りはこんな自然林です

崩落地点に到着 ・・・ 一応横断できるか再チェック でも奥に見えない所があってリスクが高そうなので断念

元来た通りその上を高巻きします

古道に復帰

今回初めて見た人が手をいれた跡 ・・・ 営林署の方?が切ったのでしょうか 初めてルートが正しいと確信した地点 (^^)

古道 トコトコ

赤灰皿 ・・・ 奥の藪から出て来ました

缶詰?

手白沢温泉に向かいます

倒木 ・・・ 古道を見失います

古道に復帰 

今度は手白山の北面の崩落地点 一カ所目

上を見上げます

下方はこんな感じ

さらに進むと二カ所目の崩落地点

横断します

崩落地を2カ所渡ったら見事に古道をロスト (^^;)  ともかく北西に進みます

北西方向に進みます・・・ トコトコ

おっ!!   なんか赤いのがあったぞ~

有名な赤灰皿!! だああああ・・・・  全く偶然に正しいルートに到着  まぐれです ははははは・・・

何やら建物が見えたので見に行きます

立派な別荘??

と思っていたら 「明治大学奥鬼怒山荘」 車が入れる道なんてないのですがよくこんな場所に建てたもんですね 資材はヘリで運んだんでしょうか

さらに進みます  新助沢に着きました

この新助沢を渡ります

手袋をみたら穴が空いていました  今日は何度か転けたからなあ~

古道を進みます

倒木にステップが切ってありました  ありがとうございます (^^)

「噴泉塔へは通行不能」 ・・・・でしょうね 普通に歩ける道ではなかったです  

手白沢温泉に到着しました 今日のゴール地点 そして湯元温泉から手白沢温泉への古道が繋がりました やったあ~ やったあ~ !! !(^^)!

旅館の隣 水が出ていたので手を洗おうかと思ったら ・・・ 熱い温泉でした

さて駐車場へ戻ります 電柱をパチリ 奥鬼怒743

車が駐まって工事していたのでなんだろう? と思ったら「地熱調査ボーリングの敷地造成工事」中らしい そのうち地熱調査をやるんですね 地熱発電でも検討中なんでしょうか

さらに歩いているとまた赤灰皿に遭遇  今日は3本目です

手白澤温泉案内板 徒歩30分 

女夫渕温泉駐車場まで林道経由 もしくは 遊歩道経由 どっちでも時間は同じぐらい 今日は林道を歩いて帰ります ここからおよそ2.5時間!! まだまだ先は長いなあ~

やっと戻って来ました

無事に今日の古道探索を終了 そして 4回に渡った湯元温泉から手白沢温泉への古道歩きも終了しました!!

とてもよい勉強になりました

いつかまた来よう!!