2024.06.18-19 飯豊連峰の朳差岳に登る
朳差岳の避難小屋に宿泊する一泊二日の予定で出かけて来ました。 初めての山域ですが今回は、以前参加していた山岳会の先輩と一緒なのでとても心強い。
関越自動車道を走って中条ICで高速を降りて、さてお昼と思いきや何やら食堂の雰囲気無し。 慌ててグーグルでヒットしたのが農家レストランなるお店。 どんなもんか分りませんが、取り敢えず行ってみました。 農機具のある農家そのもの。
農家レストラン「ひかり食堂」 (hikari-shokudo.com)
こちらが玄関、ちょっと心配しながらお邪魔します。
中の様子。
そして注文したのがこちら。 最後はこのお家のご主人が出てこられて挨拶を頂きました。 女性の方(お若い方も)が多くいらしてなかなかの人気のようです。 ちょっと場違いな感じもありましたが貴重な経験!
農家レストラン 「ひかり食堂」
お腹も充足して、車をさらに走らせて今日のお宿、奥胎内ヒュッテに到着。 この雰囲気がなんとも素敵。
奥胎内ヒュッテ | Okutainai Hutte | 奥胎内ヒュッテについて
奥胎内ヒュッテ。
登山口まで土日はタクシーがあるみたいです。
歩くと40~50分の距離。
ホテル玄関前にあった靴洗い場。
自動ドアの先、カーペットが敷かれており、踏んでいいのかと躊躇した絵柄がこちら。 アカショウビンという鳥です。 この鳥をお目当てに撮影に来る方もいらっしゃる様子。 ホテルの中で、鳴声が聞こえた、という話も耳にしました。
アカショウビン|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動 (suntory.co.jp)
ロビーの様子。
ロビーの様子。 ここでのんびり過ごしたくなる感じ (^^)
こちらがアカショウビンです。
今回の部屋は素泊まり。 寝るだけなのでこれで充分。 ちなみに、ケータイ電波は入らない。 WiFiは可。静かなホテルだった。
こちらは素泊まり客用のキッチン。
冷蔵庫、電子レンジ、お湯があります。
洗い場はこちら。 お風呂は大浴場へ。
明日登る朳差岳(エブリサシ岳) ・・・ 名前が変わっているなあ~、と思って調べたら・・・
「「杁摺り」とはどういう意味ですか?」の検索結果 – Yahoo!検索
春先に残る残雪の形がこの朳に似ているらしい。
翌朝、ホテルのこのチェーンを越えてスタート。
この先にダムがあるのでそこまでは舗装道路。
ユキツバキとブナの森。 ホテル近辺の散策道らしい。 今日は歩きません。
原生林と覚しき森。 迷ったら出てこられないだろう、と思う。
トチの巨木コース。 注意書きを読むと、よほど準備しないと入るな! というふうに読めます。
飯豊連峰が視界に。
水上橋を渡る。
アカショウビン。
頼母木川が流れている。
おおだる橋を渡る。
今度はフクロウ。
浅野橋を渡る。
キツツキ。
頼母木川にかかる橋。 山向こうが奥胎内ダムらしい。
ゲートはクローズ。
ちょっとアップで。
【新発田】奥胎内ダムトップページ – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)
この橋は、カモだった。
奥胎内大橋というらしい。
残念ながら立入禁止。
先に進む。 舗装はされていない。
迷い込んだら出てこられないだろう、と感じさせる。
慰霊碑あり。
昭和16年隼戦闘機試験飛行中に墜落された浅野大尉を偲ぶ碑。 こちらに詳しく記してあった。 ↓
hikokikumo.net/OldHis-Furutani-Asano-202006.htm
水場あり。
頼母木大橋を渡る。
この橋は何もデザインされていない。
やっと登山口に到着。
登山者カードポスト。 ここまで自転車で来る人もいるようだ。
飯豊山周辺森林生態系保護地域の看板あり。
飯豊山周辺森林生態系保護地域:東北森林管理局 (maff.go.jp)
いよいよスタート。
御用平。 江戸時代の木材切り出し場かと思って調べたら胎内は黒川藩一万石の所領だったらしい。
松尾根というらしいが、確かに松が多かった。
姫子ノ峰。 何か由来がありそうだけど ・・・ 調べたけど分らず。
滝見場。
東に二段の滝を遠望。
英三ノ峰。
ちょっとした花の彩りに気が和む。
ここがレポによく出てくる岩場。 ロープが整備されているので気を付ければ問題ない。
ヒドノの峰。
水場あり。
勢いよく出ていた。 2Lの水入れがを15秒ほどでいっぱいになった。
イチジ峰。
タニウツギと残雪。
アカモノ。
ゴゼンタチバナ。
西ノ峰。
深呼吸 ! (^^) !
やっと傾斜が緩くなってきた。
大石山に到着。
朳差岳はあっちだ~
ヒメサユリが咲いている。 (^^)
再度、タニウツギと残雪。 これが気に入ってしまった!!
鉾立峰到着。 この手前で足が攣った (^^;) ・・・ 歩いている最中に攣ったのは初めて!! いやはや、経年劣化だな~
はるか遠くに小屋が見えて来た。 また下るんだね~
振り返って眺める。 大きな山だな ・・・ 誰もいないぞ~ 気持ちいいぞ~
山小屋はあそこだ。
ヒメサユリ再登場。
松方三郎の碑あり。
碑文。
もうすぐだ。
また振り返る。
七角形の小屋。 これならいくら雪が積もってもすぐ落ちそう。
エブリサシ避難小屋。
杁差小屋(杁差避難小屋) │ 山小屋.info (yamagoya.info)
こちらはトイレ。
関川村とあり。 てっきり、胎内市かと思っていた。
新潟県関川村役場 (vill.sekikawa.niigata.jp)
消毒液、登山者カードあり。
マットやら毛布もあった。
油絵あり。 ニッコウキスゲも咲くのかな。
水場があるようなので偵察。
残雪から採取するみたい。 夏場はこの下に水場が現れるようだ。
念のため雪を掘って採取した。
小屋から歩いて5分の山頂に登る。
朳差岳山頂。
山頂にあった石祠。 文字は確認できず。
ぜったい、また来たくなる風景。
また来るぞ~
秋かな~
おまけ: 下山して奥胎内ヒュッテでソフトクリーム。 美味しかった (^^)
そして、お昼はこちらの蕎麦屋さんに立ち寄りました。
注文したのはこちらのダッタンそば。
含まれているルチンは花粉症にも良いらしい。
これでお終い。 !(^^)!