今話題のBlurXTerminator (BXT) を使ってみました!! 画像はトールの兜星雲です。 

今月(2022年12月)リリースされた話題のBlurXTerminator (BXT)のお試しを早速DLして使ってみました。 無料で使えるトライアル期間は30日らしいのでともかく早く使わねば!!  こちらのサイトからDLしました。 でも使えるのはPI(PixInsight)ユーザーだけなんですよね~ 

Russell Croman Astrophotography (rc-astro.com)

処理手順は :

No.1 PixInsightで下処理した状態。
No.2 BXTを適用 (パラメーターはいじっていません。 デフォルトを適用)
No.3 No.2の処理したものにNXT(NoiseXTerminator)を適用 (こちらもデフォルトを適用)
4枚目 完成版 ・・・ という感じです。

さて、まずはNo.1 PixInsightで下処理した状態。 WBPP⇒DBEまで。  緑が被っているのですがこの段階では処理せず取り敢えずはBXTの効果を検証することに。

No.2 BXTを適用 (パラメーターはいじっていません。 デフォルトを適用)

この写真からは見づらいかも知れませんが、BXT適用すると全体がすっきりして、また星がきちりと締まります。 このソフトの凄いのは他に影響を与えないでピンポイントに効く所かな。 変な波及がないので、後の処理を進める過程でもあまり画像が暴れません。

No.3 上のNo.2の処理したものにNXT(NoiseXTerminator)を適用 (こちらもデフォルトを適用)    ザラザラ感が減って滑らかな感じになりました。

最終画像に行く前に ・・・ こんな感じで撮影しました。 カメラはASI533MCなので正方形になります。

ガイド状態もまあ~まあ~ ピントはちょっと甘いかな (^_^;)

で・・・ 処理した画像はこんなになりました。 (トリミングしています。)

こちらは、色合いを変えて処理。 山椒と黒トリュフをちょっと追加。 あはは! (^^)

 

印象としては、BXTは確かに効果はありますが、もっと有意義な所はたぶん、下地をより綺麗に整えられること、その上でノイズ処理、あるいは画像の処理(所謂 ノンリニア部分)がより柔軟度を上げられることかな。 この意味では、確かにBXTをリニア段階で、しかも早い段階でやるのはその通りかも。 BXT適用の前後の評価だけでなく、波及する処理全体のトータルでこのソフトを評価すると面白いのかも。 全然技術的なコメントではありませんが ・・・ (^_^;) ・・・お化粧紹介みたいなコメントになってしまった。

撮影日: 2022年12月25日  埼玉県 江戸川べり

撮影データ: FSQ-85EDP455mm+ASI533MC+U-Extra Filter (5分x42)

効果ありそうなのでBXT買おうかなあ~

ところで、トールとは誰ぞや??

アース神族の一員、雷の神にして北欧神話最強の戦神、だそうで戦の神様。 詳しくはこちらへ ↓

トール – Wikipedia

北欧の神様と言えば、ゼウスに相当する「オーディン」が有名で、こっちは昔教わった。 ↓

オーディン – Wikipedia

 

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