てぶくろ

家の前の道路に大きな黒い手袋が片方。車のドアを閉めた時にドアポケットから落ちたらしい。
歩道の植込みに赤い花。山茶花?椿?と近づいてみたら赤い手袋。落とした人が見つけやすいように誰かが植込みの上にのせたらしい。
昔読んだ絵本を思い出した。
おじいさんが落とした手袋にねずみが住み始めたら、かえるが、うさぎが、きつねが、「わたしもいれて」「ぼくもいれて」。
「どうぞ」「どうぞ」と受け入れていったら最後は大きなくままで手袋の中に。
懐かしくなって見直したら、これはウクライナの民話だったのですね。

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