2025.02.28 三峯山と栃木の峠#38_入粟野と上久我を繋ぐ峠(鹿沼)を歩きました。
鹿沼の三峯山に登り尾根沿いに入粟野と上久我を繋ぐ古い峠まで歩いて来ました。
歩いたルートはこちらです。
この方向から眺めると確かに三つの峰があるように見えます。
道路脇のスペースに駐車。
手作り感のある案内。
ここが開いたので進みます。
進みます。
尾根に取り付きます。
三角点あり。 山頂はもう少し先です。
すぐ側に石祠あり。
山頂の祠。
コジマ実業の方が毎年元旦に登られているようです。
山名版。
もう一つの三峯山 山名版。
かなり急な下り。 ロープを上から投げると枝に引っかかりそうなので繰り出し懸垂で下ります。
グローブを付けて・・・
ハーネスも。 繰り出し懸垂は以前に練習したので今日が本番です。
30mロープでちょうど安全地帯へ。 ロープの長さはあまり情報がないので悩みどころです。 植樹帯を進みます。
ぐるぐる巻の残置ワイヤーあり。
境界石。 毎回思うのですが、こんな重たいものを担いで大変な苦労だったろうな、と。
岩場が時々出て来ます。
こちらも。
右手に舗装路が見えます。 手持ちの地図にはなかったのですが南摩ダムの工事用でしょうか。
P403の次のピークです。
その近くにあった石祠。 中粟野の方角を向いていました。
隣にあった竹の棒。
見上げると右にもう一本。 何かをつるしていたんだと思うのですが ・・・
ほぼ同じ場所に4匹の食された痕あり。 なぜかこの場所が気に入っている捕食者がいるようです。
三角点あり。 点名 西沢。
こちらです。
突然現れた綺麗に清掃された地面。 誰の仕業か。 遠慮して周り込んで進みました。
作業道が左手に見えます。
峠に到着。 こちらに進むと上久我に出ます。
庚申塔あり。
万延元年、1860年。
何の紋様でしょうか。
すぐ近くに不自然な石あり。
ひっくり返してみるとこちらも庚申塔。 寛政十一年とあります。 1799年。
講中 九人とあり。
こちらにも気になる石。 何だろう?
よく見てみると何か文字があります。 これも庚申塔?
寛文三年。 1663年。 癸卯なので庚申塔ではなさそう。 でも350年以上もの昔からこの峠道は利用されていたようです。
地面を少し掘り下げてみたら、なんと蓮の花が出て来ました。 びっくり!!
右上は奉納された方々の名前でしょうか。
その隣にも石があったので ・・・
たぶん、名前ですよね。
庚申塔一つだけかと思ったらこんな感じになりました。
ザックの隣にも石があったので、掘ってみたら。 たぶん、ひっくり返した庚申塔の台座だと思われます。
再度、全体写真。 倒れた庚申塔を台座に置きたかったのですが重すぎて断念。 (>_<)
入粟野方向に下山します。 古道の跡。 右側はかなり広いので馬も通えたような。
植林がなされており古道をロスト。
沢沿いの道はどうしても荒れてしまいます。
一般道合流地点。 右手に小さな屋根。
石仏さま。 峠道の分岐点にあたる場所です。
朱色かな、彩色がなされていたようです。
進んだところにあった道標。
説明版あり。
帰り途中にかっぱまんじゅうに立ち寄り。
残念ながらあんどーなつは売り切れでした。 代わりにくさもちを。 こちらも美味しかったです。 あんどーなつは開店前に並ぶお客さんもいるほどの人気とのお店の方の説明。 次回は予約しよう!
古道の峠、あの蓮の花には驚きました。 よいものを見る事が出来ました。 また来よう!!