栃木の伝承・昔ばなし　＃6　三つ石伝説　（小来川）

2022年3月6日　火戸尻山から鳴虫山へ出かけ　出発地点に戻るのに滝ヶ原峠から小来川滝川線を利用。　その途中に三ツ石伝説なるものを見かけました。　　　当日の山歩きはこちらになります。　↓

そして三つ石伝説のある場所はこの付近です。　↓

滝ヶ原峠峠から下ってくると最初にこの馬石が現れます。

矢印の方向に向かって川底に目を移すと。　　なるほど～　馬の頭部かな？？？　　でも豪雨の時もあっただろうし・・・　余程重たいんでしょうか。

次に出てくるのがこちら。

こちらも川を覗き込みます。　　これで合っているのか　今一つ不安ですが・・・

そして最後に出てくるこちら、三番目の石ですが、　些かおどろおどろしさ　蛇石!!　でも蛇の形をしているわけではありません。

由来が書いてあります。　　要約するとこんな話しになります。

冷酷非情な人はお坊さん、この方が税金を取り立てに来ました。　田や畑の作物が実らず苦しんでいたこの地の人は日頃の恨みを晴らそうと山から大石を落としてこのお坊さんを殺してしまいました。　死ぬ間際にお坊さんはこう言い残します。

「この馬と鞍は石になれ！　そして私は蛇となってこの地に毒を流してやる！！」

蛇石をアップで。

お坊さんの呪いの毒水の説明です。

蛇石からさらに下った所にあった不動明王様（たぶん）　何か由来があるのでしょうが、説明はありませんでした。

とても勉強になりました。

また来よう！！