受光素子の大きさによる撮影倍率について同じ焦点距離のレンズを使った場合、フルサイズを基準として各サイズで写せる望遠比率を表す。 例えば100mmの望遠レンズを使って撮った場合、フルサイズなら100ミリはそのまま100mmだが、APS-Cなら、フルサイズで160mmのレンズを使ったときと同じ範囲が撮れるということになる

撮影倍率を計算するには、まず受光素子の対角線の長さを求め、次の式で求める
撮影倍率 = 43.3mm(フルサイズの対角線長) / 受光素子の対角線長

各受光素子の対角線長
・フルサイズ(36mmx24mm) =  43.3mm
・APS-Cサイズ(23mmx15mm) = 27.5mm
・フォーサーズ(17mmx13mm) = 21.4mm
・ASI533MC(11.3mmx11.3mm)= 16mm

従って フルサイズを1とした場合の各受光素子の撮影倍率
・APS-Cサイズ 43.3/27.5mm= 1.57倍
・フォーサーズ 43.3/21.4mm= 2.02倍
・ASI533MC  43.3/16mm=  2.72倍