2023.06.04 塩那(えんな)道路の工事用林道を歩いて瓢箪峠へ ・・・ ネマガリダケと格闘する!!

塩那(えんな)道路は1964年に工事着工、1972年にパイロットルートが完成するもオイルショックの財政難等により一度も商用道路として提供されることなく建設計画は中止されその後廃道が決定された。 詳しくは以下を参照。 

栃木県道266号中塩原板室那須線 – Wikipedia

絶景紅葉!幻の天空道路「塩那スカイライン」栃木県那須塩原 | 栃木県 | トラベルjp 旅行ガイド (travel.co.jp)

今回は横川より中央部へと繫がる建設用工事ルートを歩いてみた。

ワイルドフィールズおじか手前の駐車場に車を駐めてスタート。

ゲートを越えて進みます。

テントがちらほら。 ここなら静かだし気持ちいいだろうな~

瓢箪峠は中央あたりだろうかな~

左手に進む。 右に進むと先日歩いた三島街道方向。

栃木の峠#27 桃ノ木峠 明治期に建設された「三島街道」 ウトウ沢林道から桃ノ木峠を越えてワイルドフィールズおじかまで 2023.04.24 | 空と星と山と (acchidayo.com)

横川放牧場C団地。 この前にA団地、B団地あり。

ここを越えて先に進む。 ありがとうございます。

働く車あり。 (^^)

ここが崩落したのかな。

無断でわさびを盗ってはいけません!

沢沿いにわさび田あり。

進みます。

白滝沢を渡る。 前日の雨で水かさが増しているみたいで靴が濡れそうだった。

小屋あり。

わさび田用の小屋のようだ。 ただここから先の道はないので引き返す。

せっかく、白滝沢を超えたのに道間違いだったみたい!!

石垣があるのでこれに沿って歩くのかと思うのだけど・・・

道が消失している。 帰路確認したのだけどやはりこの奥に向かって当時の工事道路は続いていた。

200mぐらい戻ると山方向に向かって道があったので進んでみた。

道消失。 やっぱりこれは間違いと確信。

少し進んでから先ほどの白滝沢に降りる。 そしてここを渡る。 ちょっと分かりづらいけど、「木橋」です!!

路壁工事跡。 崩れないよう四角い箱で斜面を押さえ込んである。

工事道路を進む。

橋桁が見えた。

ここを渡ります。 いつまで持つんだろうかな~

この切り通しが凄い!!  どれだけの量の土を運び出したんだろう?

ドラム缶あり。

気持ち良く進む。

道の中央を水が流れるらしい。

だんだん厳しくなってきた。

ここらあたりから藪化が始まっていた。

まだ石積みがちゃんと残っている。

足下を見ると木に何かの跡が付いている。 シカの爪痕だろうか?

背丈より高いネマガリダケ。

進みます。

進みます。

潜って進む。

もう諦めて戻ろうかな~ (^_^;) と思った。

潜る。

こういう所があるとホッとする。

今日初めて青空を見上げた。

進みます。

また突入!

道迷いした所。 水溜まりがあった。

復帰した。

もうそろそろ終って欲しいよ~

おっ、空間が見える。

出た~  やったー \(^O^)/

塩那道路植生回復。

塩那道路に合流した。 ここが瓢箪峠。

何が書いてあっただろうか?

記念碑。 塩原側から29.2km  板室側から21.5km  合計50.7km  長い!!

104建設大隊 「塩那の峻険を拓く」  この道路工事作業は自衛隊建設部隊によって成された。 工事中隊員一名が亡くなった。

「スペースハウス」と呼ばれる小屋あり。

中の様子。 痛みが酷い。 天井も穴が空いていた。

電気設備。 発電機を持ち込んでいたんだろう。

車が通行できる道だったのだけど・・・藪化が進んでいる。

那須岳方向を眺める。

大佐飛山方向。

いつかこの道を通しで歩いてみたい。

瓢箪池を訪ねる。

瓢箪の形かな。

サンショウウオ卵群。

こちら側にも沢山!

石楠花。この山の中で色合いのある花を見たのはここだけだった。 さあ~ 下山するぞ~

帰路途中で見つけた黄色テープ。  

ぐるぐる巻き。

??? クマ  とても新しかった。

来る時も見たドラム缶。

切り通しを下る。

いつまで持つんだろうかな、ほんとに。

慎重に渡る。

来る時に間違った場所。 下に見えている林道に慎重に降ります。

この石垣に沿って昔は道があったらしい。

途中で山王わさび園の車が通り過ぎた。 わさびを採りに行ったのかな。

おじかばしまで下って来た。  長かったよ~

ワイルドフィールズおじか。

ゴール!!

全行程24.8KM 約9時間半。 遠かったなあ~

また来よう!! 

 

 

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