2024.12.25 栃木の峠#37 塩坂峠、そして鳩ノ峰も

佐野の田沼方面と足利の名草方面を結んだ峠道です。 今昔マップを眺めていて気になっていたので歩いてみました。 「塩坂」という名前があって、「塩」が運ばれた道かなと考えていたのですが、北郷村に塩の旧書体である「盬」坂の地名がありました。 田沼から「盬坂」方面に向かうという意味合いが強かったのでしょうか。

こちらは実際に歩いたルートです。 東武線の田沼駅から塩坂峠を越えて同じく東武線の足利駅まで歩きました。

朝早く田沼駅に到着。

 

駅前に唐沢山神社の石碑。

田沼駅正面。

今日歩くルートはほぼ関東ふれあいの道になっています。

一瓶塚稲荷神社。

「文治2年(1186年)佐野荘司成俊公は、冨士村の稲荷大明神を今の地に遷し祀り、佐野荘百数十郷の総社として尊崇したといわれております。
その折各地の人々は瓶(かめ)に土を入れてこの地に運び塚を築いたので、塚を一瓶塚(いっぺいづか)と呼び、社を一瓶塚稲荷神社と称し・・」

一瓶塚稲荷神社(いっぺいづかいなりじんじゃ) « 栃木県神社庁

本殿を正面からパチリ。

蜀山人歌碑。  名前は聞いたことあるけど・・・今度調べてみよう!

大田南畝 – Wikipedia

説明版あり。

「安蘇」の地名が残る会社。

旗川を渡ります。

ようこそ佐野市へ。 出流原弁天池、飛駒和紙。 和紙も名産品らしい。 さのまる君もいた。(^^)

磯山弁財天方向に進みます。 池にコイが泳いでいるんだなあ~

ここを右へ。

荻野石灰前。 石灰石の採掘場らしい。

あれかな。 まだ操業しているのかな。

弁財天に到着。

古い地図あり。 下野国安蘇郡出流原磯山弁財天。

なんだかとても陽気な感じの弁財天さま。

地蔵尊あり。

白蛇伝説もあるようです。

綺麗にアレンジされたお花。 ちょうど地元の方が生けられている最中でした。

とても透明度の高い池です。 コイがのんびりと泳いでいました。

説明版あり。

出流原弁天池は、地下水が古生層石灰岩の亀裂から吹き出してできたもので、国の名水百選に選ばれています。 地下には洞窟があるらしい。

おしるこを頂きたかったが、営業時間前。

 

これから登る鳩ノ峰山方向。

塩坂峠に向けて歩きます。

塩坂峠が見えてきた。 中央のやや凹んだところです。

この先車両行き止まり。

熊野神社あり。

由来の説明版あり。 平安中期、藤原秀郷が権現堂に熊野山社を建立し、それをここに遷座したものと伝えらえている。

藤原秀郷 – Wikipedia

御神燈。

文久元年とあった。 1804年。

まっすぐ伸びた杉に違う木がくっついたみたいに見える。

熊野神社のだっこ杉。 右の木は「ツネ」というらしい。

進みます。

道標あり。 右、山道。 左、足利。

進みます。

古道の雰囲気が残っている。

塩坂峠頂上に到着。

越床ハイキングコースの案内図あり。

樺先八幡宮に進みますが、せっかくなのでその前に鳩ノ峰に立ち寄ります。

塩坂峠と越床峠。

またやって来ました。 三度目かな。

鳩ノ峰。 317m。

塩坂峠を下ります。

傾斜が緩くて歩きやすい。

マンサクの花咲く道と呼ばれているらしい。

石仏あり。

餓鬼を踏みつける青面金剛かな。

延宝八年 ・・・ 1680年、古い!!

八幡宮。「郷社」が消されているみたい。

池あり。

説明版あり。

園地の説明あり。

茅の輪があったのでくぐって来ました。 左・右・左、お正月にも行われるみたいです。

足利氏についての説明版あり。

神社本殿。

ご神木。 樹齢約五百年。

神楽堂あり。

ここに廟堂があったらしい。 礎石が残っています。

説明版あり。

八幡宮関連の石碑あり。 

足利駅に向かいますが、せっかくなので「助戸東山」に登ります。

ハイキングコースの案内図あり。

あっさりと山頂到着。

足利市内の眺め。

テーブルがあったのでここで休憩、ランチ。

御神石鏡岩。

何か塔あり。

もう一つ何か塔あり。

遠くから見るとこんな感じです。

足利市内、ちょっと気になったお店「天一番」 

JR足利駅前を通過。

渡良瀬川に架かるアーチ橋を移設するらしい。 現在工事中。

今日は、この臨時橋を渡る。

 

東武鉄道 足利駅に到着。

塩坂峠はまだ往時の面影が残っていました。

また来よう!!

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