球状星団 M3 50万個もの恒星が一緒になってキラキラと光り輝く集いの場
球状星団なんていつ撮ったかな~ というぐらい経験なし (^^;) 先日オメガ星団の写真を見て「美しい!!」と感激。 その予行練習も兼ねてM3にトライしてみました。 まずは導入から。
一枚 5分間で撮影中です。
一応、ど真ん中にピタリ。
そして出来上がりこちら。
でも何か変、というかここに至るまでの画像処理が大変でした。 中心部光輝き過ぎて周りのとのバランスが取れません!! そして教えてもらったのが、「球状星団は、中心部と周辺の淡い部分の輝度差が激しいので、画像処理では補正しきれません。撮影時に露出時間を変えて撮る多段階露光が有効」という事。
そんな訳で3秒、30秒と追加で撮影。 左から3秒、 30秒、 300秒。 それをPixInsightのHDR機能を使って画像処理を実施。
さらにPixInsightのHDR MT機能を使って中心部の明るさを再処理。 左がBefore、右がAfter。
修正後がこちらです。 中心部も少し見やすくなってちょっとはよくなったかな~
という事で今後の撮影を踏まえて備忘録:
・・・ 撮影と画像処理の中で思ったこと:
1) 中心部と周辺部の明るさの違い 特に中央は真っ白になって、星のぶつぶつ感が出なくなる
2) 球状星団だけに特化するのもありだが 他の球状星団との違いが分からないのでは?
3) 球状星団のアップだと、宇宙空間の三次元的な奥行きが出てこない。 引いて撮った方が好みかな。
4) 色合いのある星があるといいかな~ 青とかオレンジとか
5) 画像の構成としては、アクセントが欲しい、 例えば、彗星とのコラボ
撮影日: 2023年2月27日 撮影場所: 希望ヶ丘、福島
撮影データ: 鏡筒 FSQ-85EDP455mm カメラ : ASI533MC 3秒x10 3秒x10 5分x25
勉強になりました。 (^^)
オメガ星団 頑張ろう!!