会津西街道を歩く : 第一回目 下今市から鬼怒川温泉まで (2020.05.20)
会津西街道は栃木県下今市から福島県会津若松市までを繋ぐおよそ130kmの街道です。 この街道を整備したのは江戸時代の会津藩主 保科正之だそうです。 この街道について紹介している記事は幾つもありますがこちらもその一つです。 ↓
会津西街道【栃木県・福島県】 | 街道なう (kaido-now.com)
さて、今日(2023年5月20日)は第一回目で下今市から鬼怒川温泉までを歩きました。
東武線特急に乗って ・・ 朝のおにぎりを食べて田植えの終った田園風景を眺めながら下今市駅に向かいます。
古風な作りの下今市駅に到着です。
駅を出て西に進むと大きな通りにでます。 ここが日光街道。 南に目を向けると道が二つに分岐。 左が日光街道、そして右が例幣使街道です。 合流地点のすぐ近くに下今市駅はあります。
合流地点から日光街道に沿って日光市方面に足を向けてしばらく歩くと右手にアヅマヤさんというお菓子屋さん。
ここが会津西街道の起点。
ちょっと往時の情景は ・・・ うーん、残っていないなあ~
道路端にあったいまいちの水。
ここで121号線と合流。
北に目を向けますが日光連山は雲の中。
大谷川を渡ります。 昔はここをどうやって渡っていたんだろうか~
121号線のメインルートから外れて大谷向駅に。
左手(東方向)に目をやると杉並木が見える。
日光杉並木の歴史 – 日光杉並木 / 特別天然記念物・特別史跡 (suginamiki.net)
木の根坂 ・・ さほど坂らしい印象ではなかった・・・ (^_^;)
右手に御堂あり。
少し先に進むと左手に雷電神社。
緩やかにカーブする杉並木。 日光街道でも同じく緩やかに右や左にカーブしていたけど・・・意図的にそうしたのではないかな?
立派な杉の大木。
杉並木保護地域を歩いてきた。
この石碑に何が刻まれていたのだろう。
ちょっと暗くて見えないけど「馬頭観世音」とあった。
また杉並木が見えてきた。
テクテク。
よく手入れされている。
日光杉並木樹勢回復事業について ・・・ セブンイレブンが協力しているらしい。
このまち歩きマップはとてもよく出来ている!
馬力神の碑多数。 愛馬の供養の為に立てたらしい。 栃木には多いとか。 いい話だな~ (^^)
「馬力神」とはどのような神様ですか。また、馬力神についての資料を教えてください。 | レファレンス協同データベース (ndl.go.jp)
梶ケ原にまで来た。
二重並木についての説明版。 大名同士がすれ違う時に使ったらしい。
こちらが格上の大名。
右に伸びている杉が中央分離帯。
そしてこちらが格下の大名用。
道路際まで根が張り出している。
からかさ杉。 杉の梢が奇妙に枝を張り出しているからだそうだ。
これらしい。
そのすぐ近くにあった一里塚。 説明版も無くてそのまま通り過ぎてしまい引き返してパチリ。
大桑杉並木観賞公園。
誰もいなくてちょっと寂しかった。
特別天然記念物 日光杉並木の碑。
杉並木は終わり。 先に進みます。
松平正綱の杉並木寄進碑。 4箇所にあるらしい。
今小だより – 日光市立今市小学校 (nikko.ed.jp)
杉並木寄進碑。
判読難し。 こういう内容だそうだ。
③日光杉並木寄進碑 – 日光西町観光ガイド (nikko-nishimachi.com)
すぐ近くにあった男体山の碑。 直接関係はなさそう。
板穴川を渡る。 この橋を渡り121号線と別れ右に進みます。
六部供養塔 十三塚の碑。 知りませんでした。 詳しくはこちらへ↓
大阪市:六十六部廻国供養塔 1基 (…>大阪市指定文化財>大阪市指定文化財(指定年度別)) (osaka.lg.jp)
鬼怒川見えてきた。
ここでまた121号線に合流。
これより鬼怒川温泉郷。
中岩橋を渡ります。
下には鬼怒川 ・・・ どうやってここを渡っていたんだろう。
ふと見上げると会津西街道の文字。 会津田島まで64Km。
鬼怒川ライン下り 下船場に到着。
右が121号線。 会津西街道は左の細い道を進むらしい。
おっと・・・ 藪か?
と思ったら、線路があるので地下道で横切る。
反対側に出ました。
ここは鉄道撮影マニアの人気の場所らしい。
玉ケ沢を渡る。
小佐越駅前を通過。
この後・・・どうも道が分からず、取り敢えず鬼怒川温泉駅に到着。
綺麗な駅だなあ~
なんかムリヤリ鬼に引っ掛けている感もあり (^_^;)
ここから特急リバティに乗って帰宅。
まずは第一回目が無事終った。
さて、次はいつ歩こうかな~
⇒ 第二回はこちらになります。
2023.11.14 会津西街道歩き 第二回 鬼怒川温泉駅から川治まで | 空と星と山と (acchidayo.com)