2023.05.21 古道探訪: 志津乗越~野州原にある石仏を探して・・三度目にしてやっと見つかりました

今回のルートについては過去2回歩いています。

2022.09.04 古道探訪: 国土地理院地図の誤り? – 男体山 ウリュー坂から薬研堀を通って挺棒河原へ | 空と星と山と (acchidayo.com)

2022.09.17 古道探訪 三本松から志津乗越・弁天河原・丹勢原へ | 空と星と山と (acchidayo.com)

石仏の場所が分からないので烏ケ森の住人様に教えてもらいました。  ↓

日光連山山歩き (fc2.com)

梵字飯場跡に車を駐めて出発。 朝7時前でもうこんなに混んでいる。

朝陽の差し込む中をトコトコ。

ミツバツツジが満開。

巴橋を通過。

今日は男体山は賑わっているだろう!

湯殿沢。

日光に湯殿沢?  江戸期に出羽三山を勧請したらしい。

志津乗越に到着。

どこかで工事をやっているらしい。

あちらに見えるのは、太郎山。

自転車で来ている人がいた。 ここまで登ってくるのもそれなりに大変だったろう。

ここは男体山登山口です。 今日はこちらには進みません。

作業道跡を進みます。

右手は志津乗越の石仏群、そして男体山に繫がる古道です。

今日はこちら、野州原に向かって進みますが、作業道建設のためか古道ははっきりしません。

朝露対策で雨合羽を上下とも着込む。

いざ、行かん!!

工事作業用だと思うけど何故こんな場所に?

古道らしい・・・?  前回もそうだけど古道探して右往左往。

開けた場所に出た来た。 あれは大真名子山かな。

ザクザク♪

道らしき跡を辿る。

突っ込む。

広場に出て来た。

松の木にブリキあり。 

その同じ木の反対側にも二つ。 この木が目印か!

宮内庁境界標石 宮界176あり。

古道は野州原御料林の南側境界上に設置されていたようだ。

倒木有り。

古道を遮る倒木。

枯沢を越えて古道は右岸奥に伸びている。  ここが実に分かりづらくて周辺をウロウロした。

そしてやっと見つけた石祠。 当時の赤い塗りが未だかすかに残っている。

奉納されたのはなんと享保九年 西暦1724年。 400年も前!!

「山人惣仲間」???  よく分からない。

真上から見たところ。 苔で覆われている。

中を覗いてみたが何も無かった。 文字らしきものもなし。

先に進みます。

笹の広場に出た。 ここに明治の頃茶屋があったらしい。

谷に下ります。

左岸方向に今日のお目当ての石仏があるらしいので左上を見ながら進む。

おっ!! あれだ~

やっと出会えた!! (^^)

切り立つ岸壁すれすれに置かれている。

台座には信者一同の文字。

明治四十三年九月の文字と奉納者の方々のお名前。

背面から谷を見る。 ここが渡渉地点だったようだ。

進みます。

 

 

渓谷の先端。ここから崩落が始まっている。

見事なシロヤシオ。

文字が消えたしまった木が一本。

古道は笹の中だけど道は何となく分かる。

美しいなあ~

アップで。 (^^)

赤白の競演。

豪華な一本木。

前回も見たけど何故か存在感のある杉の木。

ミツバツツジの先に男体山。

その少し進んだ所からもう一枚、男体山。

野州原林道に出た。

ミラーーを使って自撮りした・・つもり (^_^;)

林道脇もツツジ。 この林道を歩くだけでも楽しいかも。

ここを下っていくと裏見の滝に通じる。

何やら音がするので振り返るとマウンテンバイクの人がいた。 ここで人と会うとは思わなかったのでビックリした。

そのすぐ後に、騒がしい音がすると思ったら、バイクが二台やって来た。

志津乗越に向かって進みます。

新緑が綺麗。

右に進むと女峰山へ。 左は志津乗越へ。

大真名子東沢で工事しているようだ。

枯れ木があった。 なんとなく気に入ったのでパチリ。

サルノコシカケが生えていた。

国有林。この地図を見てたら野州原御料林=国有林の規模がやっと分かった。

木に挟まってしまった岩。 落ちないでね~

無事梵字飯場跡に戻って来た。

やっと石仏様に会えた、よかったあ~

また来よう!!

 

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