佐野のみかも山にまた登って来ました いつも春 「かたくりの花が咲く頃」に出かけるのですが今日は目的が違います
これです!! かたくりの里センター脇にあるこの碑文
「下野の三毳の山の小楢(こなら)のすまぐはし児らは誰がけか持たむ」 これを現代語訳するとこんな感じになるのでそうです 「下野の三毳の山のこならの木のようにかわいらしい娘は誰のお椀を持つのかな(この娘はだれと結婚するのだろうか)
これは万葉集巻十四に納められた歌だそうです 何故ここに万葉集に関係した歌碑があるのか? それがずっと不思議でした!!
こちらは下野にある復元された国庁跡です 実際に現地を歩いてみるとその広大さに驚きます 下野には国分寺 そして三戒壇の一つであった薬師寺もあります
この地図が解決のヒントでした 下野国庁跡資料館に展示されている奈良の都と地歩を結ぶ駅路 奈良から伸びる七つの官道のうちの一つ 「東山道」が下野国府そして三毳に駅家があったことが書いてあります
こちらが拡大版です 当時は三鴨だったんですね ここは交通上の重要な拠点だったようです
かたくりの里センターです みかも山から東山道の様子が掴めないか登ります
裏手の方にこの碑文はあります
登ります
秋ですね~
かたくりの群落があります
まら来年春になったら来るよ~
歌に詠まれたコナラの木です
こならのどんぐり !(^^)!
かたくり山に来ました で遮られて眺望は今ひとつ (^^;)
秋ですすね~
青竜ヶ岳にやって来ましたがやはり下の方は見えません ここから東山道を感じる事は無理のようです
栃木のお山の名物 纏をもった火消しのリスさん (^^)
降りて来ました 正面に見えるのがみかも山です 多分 東山道はこの辺りにあったのではなかろうかと 往時の人々はこんな風にみかも山を見上げていたのでしょう
県道67号桐生ー岩舟線を越えて両毛線へ 踏切から岩舟山を望みます 東山道はみかも山の北を通過して岩舟山の南 そして下野へと延びていたんでしょうね
踏切からみかも山を眺めます
三杉川があります
再度みかも山をパチリ!
桐生方面に向かって 真っ直ぐな線路!
秋の花と言ったら ・・・
戻って来ました!!
とても勉強になりました!
また来よう!!