利根川と江戸川を結ぶ 利根運河を歩いてみました
江戸時代 東北地方の物産を江戸に運ぶには利根川を関宿まで遡りそこから江戸川を下るルートが確立されていた ただ時代が過ぎると利根川に土砂が堆積して浅瀬が出来て大型船が通行できなくなった 明治になり貨物の輸送も増えて陸路を掘削してより短いルートで物資を運ぶ計画が立案・実行される この事業の技術者として招かれたのがオランダ人のローエンホルスト・ムルデルだった
工事は1888年(明治21年)に始り1890年(明治23年)に完成に至る 多いときは日に100船以上が通行した しかし1896年(明治29年)に現在の常磐線が開通し そして次には総武線が開通 主役は鉄道貨物に譲られ運河の最盛期は開通から1910年(明治43年)頃までのわずか20年程度であった
運河の長さはおよそ8.5km です!
東武アーバンパークライン (以前は東武野田線と言っていたのですが・・)の運河駅で降りてまずは江戸川に向かって歩き出します
春ですね~ 穏やかな陽春の日 のんびり散歩 川に浮き橋がかかっています
桜の開花までもう少し ここが江戸川から1.5km地点 標識は新しいですがその右下にはおそらく当時の道標なのでしょう 大事に囲われています 因みに流れは利根川から江戸川方面へということで私が歩いているのが「左岸」です!
到着しました ここが江戸川 です (^_^)
そしてここから8.5kmの道のりを利根川まで歩き始めます うん? 川の中に何やら黒いものが ・・・
おっ、 コイだ!! こんなに沢山!! 対岸にはうなぎのハタが ・・・ いつか行ってみよう!
ありました ムルデルの碑 そして利根川の由来が記した案内版
利根運河株式会社由来のもの 活況を呈していたのはわずか20年程度という事ですが
東武アーバンパークラインがまた見えて来ました これを越えて一路利根川へ歩き続けます 何を狙っているのかな?
やっと利根川に到着しました 長かった~
折り返して運河駅まで 何やら面白いオブジェのある公園があります
ムルデル記念通り なるほど~ そして運河駅に到着 \(^^)/