2024.02.28 邪鬼を踏みつける石仏に出会う(御神楽農村公園から唐沢山・榛名山)(栃木佐野)
有戸山登山から下山した時に見えた山が気になったので登って来ました。
佐野市御神楽農村公園に車を駐めてスタート。
ここから登り始めます。
ちょっと竹藪あり。
進みます。
山神様か。
明治四十四年一月。
快適な尾根歩き。
まずはあの右手の山をめがけて登ります。
可愛いキノコ発見。
大きな岩有り。 右側から周り込みます。
平坦な山頂。
倒壊した石祠。 何故か最近はこういう場面によく出くわします。
天明四年(1784年) 随分と時代ものの作。 これは石祠ではないよな~ 起こして汚れを落としてみました。
なんと首の欠けた石仏さまでした。 足下をよく見たら杖で邪鬼を抑えながらその上に乗っている。
横からもパチリ。
石祠の方です。「XX神社」と読めるような。
明治二十六年五月。
仏様と石祠。 土台の場所はそのままなので元々こういう位置関係だったのでしょうか。
山頂の平らの場所のほぼ中央部に南北の窪みあり。
下を見たら、幾つかの平らに整地された様な跡があります。 ここには何か建物があったような感じです。
時々見かけた赤いテープ。
コルらしき所に祠あり。
たぶん、この峠道のような気がします。
こちらは明治三十四年。
そこにあった茶碗。
ここを歩いた記録がなかったので慎重に進みます。
ちょっと岩稜帯の箇所もあり。
慎重に下ります。
こんな白っぽい岩を見かけました。
男体山が遠くに見えた。
唐沢山に到着。
三角点あり。
吉澤の境界ポール。
榛名山。 石祠の中に「榛名山」と彫られています。
・・上下講中。 ・・平村。
前回も見かけたけど分らない。
やや左手方向、ここから登ります。 正面は無理、右は崖です。
林道に降りた。
せっかくなので、この峠にある石仏にご挨拶に出向きます。
ここが取り付きポイント。
古道です。
こちら。
また来ました。 (^^)
山頂で倒壊した石祠を見た時に、ちょっと変わった形のものあるなと思ってひっくり返してみたら石仏さまなので驚きました。 欠けた首は見つかりませんでしたが、奉納されてから(1784年)既に240年ほどが過ぎていますがとても綺麗な状態で残っていました。