2024.04.20 奥多摩の生藤山へ (しょうとうさん)
これって何て読むんだろう 「生藤山」 ?? 正解は「しょうとうさん」 (^^)
名前の由来: ↓
昔は国境の木は伐らないルールがあり、生藤山は二国国境のため「切り止め山」と呼び、これが「きっと山」「生藤山」となり、「しょうとうさん」と呼ぶようになったといわれている。
埼玉から上野原駅下車です。 戻りは藤野駅から。 中央線で八王子のまだ先なのかあ~
下車するのは上野原駅、そこからバスに乗車。 バスはこんなんだけど京都・大阪へは行きません! ちなみに上野原は甲州街道の宿があった場所です。 ↓
富士急バスで駅から石楯尾神社前まで約20分。 朝のバスはこれ一本だけ。 ちゃんと乗れたぞ~ そう言えば停留所に「石」の付くところが幾つもあったなあ~ 何故だろう?
uenohara-ido_2024.pdf (fujikyubus.co.jp)
この辺りを「上岩の辻」と言うらしい。
道標あり。
馬頭観世音碑あり。 山仕事で馬を使っていたのでしょうか。 この後も幾つかありました。
ヤマブキが満開。
ここを左に進みます。 ヘビ・ハチに注意・・・でも見かけませんでした。
うーん、これは初めて見た。 「馬頭聞思大士」
聞思して遅慮することなかれ。 | きょうのことば | 読むページ | 大谷大学 (otani.ac.jp)
マムシグサあり。これはとても多かった。 よほどこの地が生育の条件に合っているのか。
マムシグサ | 熊本大学薬学部薬用植物園 薬草データベース (kumamoto-u.ac.jp)
山の神あり。
こちらです。 「上岩生産森林組合」というのはこの後でもよく見かけた。
つづら折りの登り道をトコトコ。
ヒトリシズカが咲いていた。
はかなくも可憐な花「ヒトリシズカ」|生薬ものしり事典|元気通信|養命酒製造株式会社 (yomeishu.co.jp)
馬頭観音像あり。
安永丙甲・・・という事は、安永五年 ・・・1775年 およそ250年前。 ここが昔の峠道(古道)であった証左でしょうか。
佐野川峠に到着。 ここからは尾根歩き。
現在地 ①の佐野川峠 この峠道は山梨、神奈川より東京の檜原村 柏木野に至る最短ルートであったようだ。
よく整備された登山道(古道)
ここにも石仏あり。 文字は読めず。
この峠道に沿って山桜の巨木があります。
こんな大きさです。 あたりは植林帯ですが林業をされている方がこの峠道沿いだけは伐採せずに残しておいたのではないかと ・・・
大木の上を見上げます。 見事な !(^^)!
甘草水大明神の案内板。
由来あり。 日本武尊が東夷征伐の折、軍をここに進めたが水がなく困窮。 そこで日本武尊が鉾をエイヤっと岩に当てたところ清水が湧き出したということらしい。
三国山方向へ進む。
トコトコ。
壊れた石祠あり。
三国山に到着。
ここに立てば東京、山梨、神奈川の三県を跨ぐことが出来ます!!
関東ふれあいの道らしい。
数分で生藤山に到着。
二等三角点あり。 基準点名「佐野川村」
手作りのおにぎりを食らう。
山頂付近に咲く。
少し視線を変えると ・・・ あれって富士山だよね~ (^^)
山頂にあった防火用ドラム缶。
やしおつつじがあちらこちらに。
綺麗だなあ~
ここは生藤山 東峰らしい。
新緑+お花
植林された杉林を歩いてきたが徐々にミズナラそしてブナの樹林帯へ 足元がフカフカしていた。
関東ふれあいの道。 陣馬高原もそうなのか。
何度か見かけた「神企」 境界石だろうけど、どっかの神社のものかと思っていたら・・・ この下に「水」という文字があるらしい。 神企水 ⇒ 神奈川県企業庁水道局の標石だった。
まといを持ったリス君登場。 ここは東京なのか。
連行峰に到着。 標高1016m。 生藤山より高い、道理で登っているように感じた。
現在地 ② ここを北に下れば東京 柏木野に至る。
柏木野(東京都)のバス停まで5㎞
こちらにも咲いていた。
山の神に到着。 ここから下山。和田バス停まで1.8㎞・・・でももっと長く感じたなあ~
下山中見かけた景色「山笑う」という言葉を思い出した。
正岡子規 ・・・ 「故郷やどちらをみても山笑ふ」
「山笑う」ってどういう意味? 知っておきたい使い方と語源をチェック | HugKum(はぐくむ) (sho.jp)
山神様あり。
廃墟と思しき人家あり。
和田のバス停に向かっています。
あの家に至る道。 石積みがしっかり残っている。 この道幅で車で行くのは無理だったろう。
車道に出てきた。
神社あり。
沢が流れている。
「柏木沢」というらしい。
山が笑っている !(^^)!
竹林も見かけが、ここで採られたのだろうか筍が駅前とかでも販売されていた。
立派な石仏あり。
陣馬山登山口あり。
バス発着場。 ここからバスに乗って藤間駅まで。
すぐ隣にあったお店 ↓
車一台しか通れないトンネルあり。 対向車が行き過ぎるのを待つ。
中央線踏切を越える。
藤野駅から帰宅する。
長い電車の旅、どこに行こうかと百名山を眺める。
二回続けての栃木以外の山歩き。 電車に揺られての旅もなかなか楽しい。
また来よう!!