佐渡島

「どうして佐渡島で金が採れるのですか?」
佐渡ジオパークセンターのスタッフさんが佐渡全体と周辺の海域を含む床一面の地図や海底地形模型を使って、分かり易く佐渡の成り立ちについて説明してくれました。
今から約3000万年前、大陸が割れ始め火山活動が起こり、のちに佐渡島を形成する溶岩や火山灰が噴き出された。
マグマで熱せられた地下水に金・銀・ガラス成分が溶け込み、断層を上昇して鉱脈ができた。
割れ目には海水が少しずつ流れ込み低いところは海に沈んだ。
その後海底が隆起して、始めは並んだ2つの島(大佐渡・小佐渡)だったのが、それぞれの島の山から川が流れ土砂が運ばれ、2つの島がつながって平野(国中平野)ができた。
つまり、佐渡の金はもともと大陸由来のものであると。
センターを後にして息子が佐渡島の成り立ちを総括。
「割れる 離れる 沈む 隆起する」
う~ん、勉強になりました。

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